今日は名前の話をします。
入門をして「柳家小多け」をもらい、
この二つの名前、共にひらがなが入っています。
小多けをいただいたときに師匠に言われたことがあります。
「小多けの多は漢字で、ほんとは変体仮名だからな。」
変態じゃないです。
何でバレたんだろう……………
うそですよ。
くずし字に近いものですね。
有名なのが、
き せ む。
違います。
き そ ば。
これずっと読めなかったですよね。
師匠がいうには、小多けの「多」の字はこの変体仮名だというのです。
小
け
こんなかんじ。
ネタ帳や、サインに書く機会があったときはこれで書いていました。
小もんもくずせるんです。
小
ん
こんなかんじ。
一画増えてません?
ま、いいんです。芸名ですからちょっと気取ってね。
実際、小もんのもの字は「毛」にしようか、という案も出たのですが、
読めないことが多いんではないかとのことでやめた経緯があります。
サインではこのくずしで書けるようになりたいですね。
一門では他にも変体仮名を使う芸名の方がおります。
それはまた今度。