いわゆる大型連休が始まりました。
連休とはいえここまでのひと月ほどを考えれば大した長さには感じませんね。
そんな連休のお供に。いかがでしょう読書。そればっかり言ってますがね。出掛けなくていいしね。
先日話題になってましたがUFO映像を米国防総省が公開したそうです。
アメリカからは昔からUFOの噂が聞こえてくるような気がします。
ムー読みたくなってきますね。
そんなとこから今日はこれです。
『三体』
劉慈欣 著
大森望、光吉さくら、ワン・チャイ 訳
立原透耶 監修
こんどはいやにシンプルな題ですが、これは作者が中国の方で。
文化大革命を経た中国で、天体物理学者の葉文潔(ようぶんけつ)はあるとき大型レーダーアンテナを擁する人里離れた基地へ隔離されることとなる。そこでは国家機密研究が行われていたが、それは冷戦など比ぶべくもない、人類種の存亡を左右するものであった。
一方現代では物理学者、それも基礎研究を扱う人間の怪死が相次いでいた。ナノテク素材研究者汪淼(おうびょう)は、突然現れた「大史(ダー・シー)」と呼ばれる粗暴な警察官にそそのかされ、怪事件の解明に巻き込まれていく。
ヒューッ!!
わくわくしますね。現実の歴史から広がる大風呂敷!
そうです、またSFです。
今回は異星文明にまつわるお話です。
足元から少し離れた題材もいいんではと思いまして。
テーマ上物理系のワードも多いのでそういうところはざっくり進めば大丈夫です。
翻訳小説にありがちな人物名覚えられないよー!な方もご安心めされい。
登場人物表が別紙でついてくる親切設計。これでいちいち扉ページまで戻る煩わしさもありませんよー!
6月に続編が出るそうなのでいま一番ちょうどいいタイミングですよおくさん。
いかが。