先日『地形と三味線と落語でたどる芝浦と海辺と江戸』
という会を
港区伝統文化交流館
でやらせていただきました!
こんな素敵な建物です!
元は「協働会館」という名前で芝浦花街の三業会館、見番のような役割を果たしていた建物だそうで。
きれいに整備されて一般貸し出しなどもしてくれるようになっています。
玄関の前で着物で写真を撮っていたら地元の方らしきおばあさんに
「昔は踊りのお稽古もしていたよ」
と教えてもらいました!
さもありなん、というのは二階の大広間です。
立派な舞台が!
落語にはぴったりです。
今回ここで
皆川さん(東京スリバチ学会々長)と歩く芝浦~増上寺~竹芝街歩きと解説
杵屋勝くに緒先生指導による「江戸長唄ごひいき衆」の皆さんによる『長唄』と「三味線出囃子できるかなチーム」による『出囃子』
私の『落語』
と盛りだくさんの会が催されました!!
ほんとに盛りだくさん。
というのは、落語と三味線の会が15:00開始なのに、街歩きは11:30スタートというインドアな噺家からすると驚異的なスケジュール!笑
リハ後、一足先に出発していた街歩き組を追いかけたのですが、全然追い付けず。
増上寺で合流できたときにはすでに昼時だったので昼食休憩に合わせて途中離脱。
色々準備があるからね、いろいろと………
街歩きは今度がっつりと参加したいですね!笑
今回は特殊な企画で、三味線の皆さんが出囃子も弾いてくれました!
それも私の目の前で。
どういうことかというのは画像を見ていただきたいのですが。
リハ中の高座からの景色です。
高座におしりを向けているのは間違いでもなんでもなく、
前四列の方々が出囃子を弾いて、弾き終わるといそいそと回れ右して私の落語を聴いてくれるのです。
ちょうど机が置いてある辺りからが普通のお客様の席になりました。
ので、
つまり客席の半分くらいは高座へ上がっていく私を見ていない、シュールな感じです。
なかなか斬新。笑
しかし二十丁ほどの三味線で弾いてもらう出囃子というのは圧巻で、思いがけずグッときました。
嬉しいものですね。
花街ということで棒鱈と五人廻しをやらせていただきました。
せっかく芝浦という土地柄、芝浜をやる会、なんというのもいずれやりたいですね!
…………
稽古します!